「犬のしつけ」というとみなさん何を思い浮かべますか?
「オスワリ」できること?「マテ」ができること?
今回も今までの「しつけ」という概念を崩すような、有意義なパピークラスを開催することができました。
11月25日、参加してくれたのは、ゆめちゃん・ポッキーちゃん・こじ郎くんの3頭です。
はじめにトレーナーの先生から「しつけ」「社会化」についてのお話がありました。
頭が柔らかいパピーの時期はあっという間に過ぎてしまいます。
この時期に色々なもの・人・場所を経験してもらうことが大切です。
今回も個性は色々。
はじめからフレンドリーでマイペースに遊ぶワンちゃん、飼い主さんからなかなか離れないワンちゃん。
怖がりなワンちゃんを無理に「遊びなさい!」と他のワンちゃんに近づけることは逆効果。
時間がかかってもいいので、少しずつでも自ら動きだすことが大事です。
床に色々と置いてあるのは足触りのトレーニングのためであったり、物に対してどんな反応を見せるかを観察して個性を把握するためです。
前回と同様、「オイデ」を練習、続けて「オスワリ」にも挑戦!
「オスワリ」というコマンドに無理に従わせるのではなく、「どうしたらごほうびがもらえるのかな?」とワンちゃんに頭を使ってもらいます。
そして今回は、歯磨きやトリミングの練習として、手にあごを乗せてもらう練習をしました。
ごほうび(おやつ)を上手に使って手のひらにあごを乗せてもらいます。
ポイントは「ワンちゃん自ら」あごを乗せてもらうこと。
飼い主さんが手をワンちゃんのあごの下に持って行っては練習になりません。
ここからステップアップして顔まわりを触る練習を重ねて「歯磨き」や「耳の診察」も抵抗なくできたら大成功です。
これから長い時間を共に過ごす家族であるワンちゃん。
このクラスがこれからの生活をより楽しく送るヒントになれば幸いです。