ここ数日、北海道が日本で一番暑いという珍しい現象が起こっています。
急な気温の変動で体調を崩しやすいのは、ヒトも動物も同じこと。
特にお散歩に出かけるわんちゃんたちは、突然の猛暑で熱中症のリスクにさらされています。
一般には、気温22℃、湿度60%以上で熱中症のリスクは高まってきます。
また、昼間の直射日光にさらされるとアスファルト上では気温+20℃以上の高温になることも。
人間にとってはある程度我慢できる気温でも、背の低い小型犬や、もともと体温調整の苦手な短頭種(パグ、ブルドック、ペキニーズなど)では耐えられない場合もあります。
気温の高い日は、早朝や日没後の路面温度が低い時間帯に散歩に行くこと、またアスファルトは避けて芝生や土の上で遊ばせることをお勧めします。
そして最重要なのはこまめな水分補給!
脱水症状を起こしてからでは遅すぎる場合もあります。
当院では今年も病院の水飲み場を開放しています。
休診日を除いては、消毒済みの器も用意してありますので、お散歩中の給水ポイントとしてお気軽にご利用下さい!!